バンコクのBTSをご紹介!乗り方・路線図・時刻表などなど
バンコク中心部は渋滞が激しいので、タクシーに乗ったらメーターだけが進んで全然動かない! ということはよくあります。
今回はそんな渋滞でも問題なく移動する手段「BTS(バンコク・スカイトレイン)」をご紹介します。
バンコクに住んでいて使った事が無いという方はほとんどいないかと思いますので、これから赴任される方やバンコクに初めて旅行に来る方の役に立てたら良いなと思っています。
バンコクのBTSの路線図
BTSの路線図ですが、知らない間にずいぶん延長されて巨大な路線図になっています。路線図全体を貼るのは難しいので、全体を見たい方はBTSの公式WEBサイトで確認してみてください。
日本人や観光客の方がよく使うエリアはこちらになるかと思います。
■スクンビットライン
黄緑で表示されている路線
日本人が多く住む地域のトンローやプロンポンなどもこのスクンビットライン沿いにあります。住居を選ぶ際にはこのスクンビットライン沿いがオススメです。
■シーロムライン
深緑色で表示されている路線
MBKセンターのあるナショナルスタジアム駅やシーロムのあるサラデーン駅に行くにはこのシーロムラインを使います。
2つの路線はサイアム駅で交差していて乗換が可能です。また「M」の表示がある駅ではバンコクの地下鉄・MRT(バンコク・メトロ)と接続していて、乗り換える事が出来ます。
赤で表示された路線はARL(エアポートリンク)という空港と街中を結ぶ路線です。
このようにバンコク中心部ではBTSやMRTを使えばかなり快適に移動できるようになっています。路線もどんどん伸びているので、観光に来た際には是非BTSやMRTを活用してみてください。
バンコクのBTSの利用料金
BTSは1区間16バーツで利用でき、最大の運賃を公式ページで調べてみると「Khu Khot駅」から「Kheha駅」までで59バーツでした。
ちなみに「Khu Khot駅」から「Kheha駅」まで88分かかるとの事です。
流石に端から端まで移動する人はあまりいないと思いますが、全駅制覇も1日で出来そうですね。
尚、BTSに子ども料金の設定はなく、身長が90cm未満の場合は無料、90cm以上は通常料金となります。
BTSの切符の買い方
BTSに乗る際には3種類のチケットがあります。
Single Journey ticket
乗るたびに購入するタイプの普通の切符です。
購入方法は券売機で行き先を選択して購入するか、カウンターで行き先を告げてチケットを購入することが出来ます。券売機にはお札が入るタイプと小銭だけのタイプの2種類があります。
基本的には小銭だけのタイプが多く、お札の入る券売機は各改札付近に1台くらいしかないです。
タイの銀行のアプリ等を使ってQRコードで支払う事も可能です。
Single Journey ticket の使い方
このチケットは改札に入るときは「タッチ」で入って、出る時はタッチではなく「回収口」に入れて出るのでご注意ください。タッチで出ようとしても出れません。
Rabbit Card(ラビットカード)
残高をチャージして何度も使えるICカードタイプのチケットです。
日本でいうPASMOやSuicaなどのイメージです。こちらは窓口で購入、チャージすることが出来ます。
初回購入時には最低200バーツ(手数料100バーツ+初回チャージ100B)が必要となります。また、購入時には身分証の提示が必要なので、日本人であればパスポートかタイの運転免許証を提示すればOKです。
通勤や帰宅時間と重なると券売機や窓口が混みあうので、旅行者の方もRabbitCardを購入する事をオススメします。
Rabbit Card(ラビットカード)の使い方
Rabbit Cardは「タッチ」で入って「タッチ」で出る事が出来ます。
間違って回収口に入れないようにご注意ください。
One Day Pass
One Day Passは1日乗り放題チケットです。価格は140バーツなので1日に複数回BTSを利用する際には役立つかもしれません。こちらも窓口で購入可能です。
発行日または登録日の乗車にのみ有効なチケットです。翌日には使えなくなるのでご注意ください。
One Day Passの使い方
One Day PassもRabbit Cardと同じで「タッチ」で入って「タッチ」で出る事が出来ます。間違って回収口に入れないようにご注意ください。
✅ 個人的にはRabbit Cardはオススメ!
タイの滞在期間やBTSの利用頻度によってどの切符を購入するか変わってくると思いますが、混雑時の事を考えると都度購入するよりRabbit Cardがオススメです。
ちなみにRabbit Cardのチャージ残高の有効期限は最後に利用してから2年間となっているので、旅行者でも頻繁にタイに来る方はRabbitカードを購入しても問題ないと思います。
またチャージしたお金の払い戻しも窓口で簡単に行えます。
BTSの時刻表
BTSは5時から24時くらいまで運行しています。駅ごとに始発と最終の時間が異なるので、事前にBTSの時刻表でチェックしておくと良いでしょう。
BTSは大体3分から8分間隔で動いているので、たとえ乗り過ごしても慌てて階段を上ったり、駆け込み乗車しなくても少し待てば来るのでご安心ください。
その他のBTS利用時のその他のポイント
その他にBTS利用時に注意するポイントや注目ポイントをいくつかご紹介します。
・意外に閉まるのが早い改札ゲート
改札ゲートが閉まるのは日本より早いので、タッチして開いたらすぐに通るようにしましょう。想像の1.5倍くらい早く閉まります。ベビーカーの方や、妊婦さん、車いすの方、お子様を複数連れている方、大きな荷物を持っている方などは窓口の横のゲートを通してもらえるので、駅員さんに声をかけて通してもらいましょう。
・ホームドアがある駅と、ない駅がある。
ホームドアは落下防止の目的で付けられている物で、近づきすぎるとホームの駅員さんにホイッスルで注意されます。寄りかかったり近づきすぎないように気を付けましょう。
・回数券(30 Days Pass)は廃止。
2021年9月にBTSが30日間の回数券のパッケージを廃止すると発表しました。現時点で購入できなくなっています。
今まで通勤などで便利に使われていた30 Days Passですが、コロナの影響で利用者が減った事も影響しているのでしょうか?
通勤などの長距離を利用していた方にとってはかなりの痛手になっているようです。
・チケットをお札で購入してもお釣りは小銭
紙幣でSingle Journey ticketを購入する際ですが、お釣りは全て小銭で出てきます。
小銭を減らしたい場合は、なるべく小さい額の紙幣で購入することをオススメします。
また、必要な金額に到達するとすぐに発券されるので、端数の小銭から入れるようにした方が小銭で財布が重くなることもありません。
・色んなラッピングされた車両が合って楽しい
BTSのラッピングはかなり広告費が高いのですが、大手の会社にはかなり人気の広告ツールのようです。色々な企業のラッピングがあるのでチェックしてみてください!
実際にチケットを買ってBTSに乗る流れをご紹介!
先程ご紹介した内容で実際にBTSに乗る流れをご紹介します!
①券売機を見つける。
今回はお札も入る券売機で買いましたが、通常の券売機でも基本的な流れは同じです。
②表示を英語に切り替える。
タイ語表示だと駅名が分からないので表示を英語に切り替えます。
③行き先を選ぶ
一度駅を押すとアップになるので、そこで正確な行き先を選びましょう。
④行き先と料金をチェック
行き先と料金が表示されます。QRコードでも支払えるのですが、今回は現金で支払いました。
⑤料金を支払う
料金を支払っていきます。使えるのは硬貨が1,2,5バーツ、紙幣が20,50,100バーツです。
お金を入れていくと「Please Pay」が減っていきます。
⑥チケットを受け取る。
チケットが出てくるので受取り口から取りましょう。
⑦改札を入る
改札を入る時はカードをタッチして中に入ります。
⑧BTSに乗る
BTSの中はエアコンが聞いていて快適です!それにしてもカードのフチが茶色く汚れてますね。。。
⑨目的地で降りて改札から出る
目的地に着いたらBTSから降りて改札から出ましょう。
アナウンスや車内の電光掲示板を見ていれば降りる場所を間違える事はないと思います。
今回はSingle Journey ticketを買ったので、改札で回収口に入れます。
Rabbit Card(ラビットカード)やOne Day Passの場合は、入ってきた時と同じでタッチで改札を通れます。
BTSを使って快適な移動を!
旅行者の方はもちろん、バンコクに赴任されてきた方も、BTSを使えば安く色々なところにいく事が出来ます。
切符の買い方も難しくないのでタイに来たら挑戦してみてください。
ただ、混んでいる時は車内でのスリもあるようなので、かばんの口はしっかり閉めて乗るようにしましょう。
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