タイに赴任が決まったらスマホはどうする?
タイのバンコクに赴任・帯同が決まったら「家」をまず決めると思いますが、次に気になるのが「携帯電話・スマホ」だと思います。
タイでも日本と同様にLINEでの連絡はもちろん、WEBで情報を調べたり、地図で目的地への行き方をチェックしたりとタイ生活にもスマホは欠かせません。
今回はそんなタイに赴任する際のスマホに関してご紹介いたします!
日本のスマホの契約は解約?停止?切り替え?
日本のスマホに関しては、「解約」してしまうか「電話番号保管サービス」を使う、「日本の格安のプランに変えてキープしておく」の3種類が日本のスマホをどうするかという選択肢になります。
✅ 解約する
日本のスマホをもう使わないという場合には解約してしまう事も出来ます。
費用も当然掛からないですが、日本に一時帰国の際にレンタルWiFiやタイのスマホにローミングサービスを適用して使ったりする必要があります。
✅ 電話番号保管サービスに申し込む
電話番号保管サービスの最大のメリットは日本に帰国しても同じ電話番号が使えるという点です。ただ、月額400円くらいの費用がかかります。また、一時帰国の際に保管サービスを解除して使えるようにして再度電話番号保管サービスに切り替えるというのは至難の業なので基本的には一時帰国の際にも使えません。
✅ 格安キャリアにMNP(電話番号引継ぎ)して持ってくる
最近はこの方法が主流になりつつありますが、その中でも楽天モバイルにしてきている人が多いような気がします。楽天モバイルは無料ではなくなりましたが海外でも2GB使えるので少し使えるという点が選ばれているようです。
タイで使うスマホの端末はどうする?
日本の契約をどうするかが決まったら次はスマホをどうするかという悩みが出てきますが、個人的には日本のスマホはそのまま置いておいて、タイ用に新しいスマホを買うのがオススメです。
タイ用のスマホの購入をオススメする理由は以下の3つです。
❖ 日本のスマホが壊れてもタイで修理できない場合が多い。
日本のスマホには今まで機種変更をして引き継いできた貴重なデータが眠っていると思うので、そのスマホがタイで壊れて修理できないというのは避けたいところ。iPhoneであれば街中で修理出来ますが、Androdスマホは修理出来ない可能性が高いです。
❖ 日本のスマホはシャッター音が消えない物も。
タイや海外で売られているスマホはサイレントモードにすればシャッター音を消すことが出来ます。iPhoneは地域で判断して海外にいる際のシャッター音を消してくれるという機能が追加されましたが、Androidは無理です。無音の中で自分だけシャッター音が鳴るのは結構目立ちます。
❖ 技術適応マークが無い物が多い
スマホには地域に合わせた技術適応マークがついているのですが、日本で販売されている端末の多くはタイで有効な技適マークがついていない物がほとんどです。特に問題になることは無いですが、厳密にいうと電波法上はあまり良くないとされています。
どちらにしても日本のスマホはSIMロック解除!
最近販売されている日本のスマホは最初からSIMフリーになっていますが、少し前に買ったスマホはSIMロックが掛かっているかもしれません。メインのスマホとしてタイで使う場合はもちろん、使わない場合にもサブ機としていつでも使えるようにSIMロックは解除しておくのがオススメです。
日本でとりあえず使えるSIMカードを買ってもOK!
日本でとりあえず使えるプリペイドSIMを買ってくるのも良いと思います。
ただ、Amazonで購入したSIMカードには販売している会社の法人の情報が登録されているので、ポストペイドへの切換えやSIMの再発行など色々な手続きをする時にその会社の書類が必要になるので、実質長期間使うのには向いていませんので、短期間の利用のみにしておくのが良いでしょう。
タイのSIMカードはどうする?
タイのSIMカードの契約はキャリアショップで結構簡単にできます。
契約タイプはプリペイドとポストの2種類があります。
プリペイドとポストペイドについて
タイでのSIMカードの携帯電話の契約はプリペイド方式とポストペイド方式の契約があります。
プリペイド
プリペイド契約(Prepaid Contract)は、日本では最近ほとんど見かけなくなりましたが、SIMカードにチャージを行い、利用者がSIMカードにチャージした金額から使用した料金を支払っていく契約形態を指します。
・必要書類:パスポート
・購入場所:キャリアショップ
・支払方法:前払い(アプリを使ってチャージが出来る)
✅パスポートだけで簡単に買える!
プリペイドSIMはタイに来た直後にすぐに申し込めるので、来タイ直後にまずはキャリアショップでプリペイドSIMを買うという人もかなり多いです。途中でポストペイドに切替える事も可能で、違うキャリアのポストペイドに切り替えると端末をお得に変えたりという特典もあったります。
ポストペイド
ポストペイド契約(Postpaid Contract)は、日本でも一般的な契約で通信契約でよく使われる用語です。これは、利用者が通信サービスを利用した後に利用状況に応じた料金を支払う契約形態を指します。
・必要書類:パスポート・ワークパーミット(労働許可証)
・購入場所:キャリアショップ
・支払方法:後払い(アプリから簡単に支払えます)
✅ ワークパーミットを手に入れたらポストペイドがお得!
ポストペイドは後払いなのでチャージ金額がなくなったりという心配がないというメリットがあります。長期滞在する人は最初プリペイドを使っていても途中でポストペイドに切替える人がほとんどです。必要書類にWorkPermitとありますが、前にTrueショップに行ったときにワークパーミットなしでもポストペイドの契約が出来たのでルールが変わったのかもしれません。
キャリアはどこが良い?
タイのキャリアはAISとTrueとDtacの3つがありますが、TrueとDtacは合併しTrue Corporationという会社になりましたがキャリアは変わらず3つのままです。。
個人的にはAISが5Gの通信速度と国際ローミングがお得なのでオススメですが、AISかTrueなら正直どっちでも良いかなと思います。
契約自体はかなり簡単!
タイ語が不安という方も多いですが、バンコクの中心部などの観光客や在住者が多いエリアの現地携帯キャリアショップであれば英語ですべての手続きが出来ます。
自分に出来るか不安という方も一度チャレンジしてみると思ったより簡単です。
5GエリアはTrueが一番広い?
タイの5Gのエリアを簡単い調べてられるサイトがあるのですが、今はTrueが一番5Gのエリアが広いようです。バンコク内であればそんなに違いを感じる事は無さそうにも思いますが実際に使ってみると結構色々な場所で5Gを使うことが出来ます。
✅速度はAISの方が快適らしい!
友人などにAISとTRUEのどっちが良いのか聞いてみたところ、5Gの速度ならAISの方が安定している場所が多いという事でした。スマホで動画を見たりゲームをしたりする人はAISの方が良いかもしれませんね。
日本語でサポートが受けられる会社も
日本だと契約している携帯ショップでサポートを受けることが出来ますが、タイの場合だと携帯ショップに行っても言語の壁で言いたいことが上手く伝わらない事も。そういった点が不安という方はそういった日本語サポートのお店を選んでみても良いかもしれません。
どうするのがオススメ?
今まで色々ご紹介しましたが、最終的に私の個人的なオススメはこんな感じです。
・日本のスマホの契約
日本のスマホは楽天モバイルやpovoなどの大手キャリアが提供している格安プランに変更して持ってくるのがおすすめです。一時帰国の際にもお得に使えます。
・タイで使うスマホ
eSIM対応のスマホの場合には1台に日本のSIMとタイのSIMを入れられるので便利です。
eSIMに対応していない場合には新しく購入してもいいと思います。
・タイで使うSIM
日系の携帯ショップで契約するか、タイの現地キャリアで契約するかですが自分でスマホの設定などもある程度わかっている人は現地キャリアの方が価格はお得です。
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